アメリカジョッキークラブカップ 初見
別定戦のG2で、冬の名物レース!
個人的には、99年のスペシャルウィークが印象的です。
競馬を始めたてだった頃だったので、武豊騎手を背にしての完勝劇にはしびれましたね。
2着のサイレントハンターも、いい馬でした。
名脇役といったところでしたね。
過去10年
1番人気 3.3.0.4と連対率は6割。
まずまずですが、4割は飛ぶと考えるとイマイチたいったとこれでしょうか。
また、二桁人気はほぼ来ないから無理に拾わなくてもいいかもしれないです。
ちなみに、過去10年、10番人気以下人気 0.1.0.43です。
また、中山と言えば先行有利、これにつきます。
タフな馬場状態ですから、いわゆる一瞬のキレる馬より、先行してじわじわ脚を伸ばす馬を考えていくといいのかもしれません。
過去10年、4角5番手以内の馬は8.8.5.34で、複勝率38.2%です。
最終コーナーを5番手以内で回れそうな馬をイメージしたいですね。
あとは、タフな馬場状態から馬体重が重い馬の方がよく来ますね。
さて、今年出走予定の馬の考察を。
アリストテレス
おそらく、ダントツの1番人気でしょう。
昨年2勝クラスを勝った後に菊花賞に参戦。
コントレイルにクビ差まで肉薄して2着になったレースは本当に印象に残るレースでした。
あのくらいつきには驚かせられましたし、コントレイルが敗れるのではないか、とヒヤヒヤしました。
もちろん、実力は相当あるでしょうね。
しかしなが、正直、この馬から入ると、妙味はないので、マイナス点を探してみると、嫌なデータもあります。
菊花賞から経由だと相性がよくないんですよね。
菊花賞経由 0.2.0.3
また、エピファネイア産駒だから距離が伸びるのはよくて、菊花賞こそが今となっては狙い目だったらと言えるのではないでしょうか。
ですので、今回は距離短縮はマイナス材料ではないのかな、と。
本格化前ですが、2200メートルすみれステークスでは、レクセランスあたりに負けてるのもちょっと。。
しかし、終わってみれば、結局ルメなんてのはよくある話ですからねー。
でも、人気しすぎで、妙味はないかな。
ヴェルトライゼンデ
一昨年のホープフルSで2着、昨年の日本ダービーで3着と世代上位の1頭です。
ドリームジャーニー産駒で、中山に強いステイゴールドの血をひいているのは評価できます。
今回は菊花賞以来の休み明けとなりますが、乗り込みは順調で態勢は整いつつあるようです。
池添騎手がツイッターで、
「AJCCヴェルトライゼンデ1週前追い切り🏇
少し太かったかな…しっかり動かしたからこれで体も息も良くなるはず🐴」
とつぶやいてらっしゃいましたので、追い切り後の良化を期待したいですね。
神戸新聞杯では、上がり最速で、コントレイルに0.3差まで迫ったように素質は相当高いと言えます。
人気と勘案するとアリストテレスよりは、こちらから入りたいですね。
ただ、この世代のレベルは?ですから、古馬の台頭もあるかもしれません。
穴っぽいところでは、
ステイフーリッシュ
昨年の当レース2着馬です。
ルメール騎手が昨年騎乗し、きっちり2着にもってきました。
中谷騎手が主戦じゃなければ、もう少し重勝も勝ってたんじゃないかな。
中山2200は、合いますし、あとひと押しがあれば面白いところですね。
モズベッロ
4-0-1-8と有力ステップである有馬記念組という点は評価できます。
有馬記念は二桁大敗。そこをどうとるかですが、陣営は、立て直したようなニュアンスを言っていますし、有馬記念は本調子ではなかったのでしょうね。
宝塚記念3着もあり、やれる能力はあるはず。
穴なら面白いかもしれません。
ウインマリリン
昨年のオークス2着馬。
前走のエリザベス女王杯では差し馬が台頭する中、粘りを見せ4着になったあたりのしぶとさは評価したいですね。
中山で2勝しています。そのあたりも、強調材料と言えます。
また、斤量53kgという斤量は魅力的ですね。
まだまだ時間はありますので、予想をまずは楽しみましょう(^^)
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